~私の軌跡~Vol.5「ネイリストとして生きていく!?」

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退職を決意する

高知県でも上場している割と優良企業で働いていた私。(自分で言うなよ!って感じです)

でも、どこにも就職できなかった私がやっと正社員になれた会社。

給与、待遇面も良く、仕事での評価も高かったんです。

上司にも可愛がってもらっていました。

前に話したかな?

私はある会社の総務部に所属し、いわゆる事務作業もしながら、社長や専務の役員秘書もしていました。

私が秘書だよ。ほんと笑っちゃう。よくやってたなと我ながら思います。

ほんと底辺、ポンコツだったので、でもこの会社で働かせてもらったことで、いろんな力が身についたことは確かでした。

何よりも社内も社外も折衝が大変で、スケジュール調整や秘書業務に追われる毎日。

かなり疲弊していました。

でも、今までのどんな仕事よりも給与が良かった。

ここを辞める?

でも、ネイルの世界に取りつかれた私。

「ネイリスト」として自分を試してみたい!

でも、周りは反対するだろうな。。。

かなり悩みましたが、退職を決意します。

ちなみに、母にはかなり反対されました。

この時、34才だったかなぁ?

サロン勤務

私は、ネイルサロン勤務ではなく、自分でお店を開こうと考えていました。

私が通っていたネイルサロン兼ネイルスクールのオーナーに相談をし、開業が出来るような内容のスクールをお願いしていました。

が・・・

しかし、スタッフの突然の妊娠が判明!

いわゆる授かり婚!

そして、オーナーからサロン勤務に変更しないか?と打診がありました。

私はお世話になっているオーナーだし・・・

サロンのためになるならと本心を自身でごまかすようにして、サロンで働き始めます。

時給700?か750円ぐらいだったと思います。しかも短時間労働でした。

オーナーからもうちは厳しいからと言われていましたが、本当に大変でした。

初めは、仕事を覚えることで必死で、ほんと余裕がありませんでした。

気が利くスタッフと比べられたり、よく怒られました。

しかも、割と陰湿でした。

以前働いていた職場の給与を聞いてきたり、私の過去(職場)をけなしてきました。

以前の職場は事務経験のない派遣社員の私を雇い入れ、直接雇用までしてくれた会社です。

とてもお世話になり、自信を持って働いていた会社のことを馬鹿にされるとは思っていなかったので、、

耳を疑いました。

いろんなことが見え始め、疑心暗鬼になっていきました。

気に入らないと態度に出すオーナーでした。

特に私に対して風当りが強くなっていきました。

元々はお客さん、その後スクールでは生徒と先生、サロンでは従業員とオーナー。

立場が変わると、いろんな部分が見え始め、嫌になっていきました。

やはり、あの時受け入れるべきじゃなかったかな~(心の中で思い始めていました)

やはり、開業向けのスクールをしてもらえばよかったと後悔していました。

精神崩壊💦( ノД`)

オーナーとは朝の挨拶もしてもらえないようになっていました。

どうすれば、関係性が良くなるのか?と悩んでいました。

安定した仕事を捨ててまで、この世界に飛び込んだのに・・・

なんか、涙がいつも出そうでホント毎日辛かった。。。(今思い出しても泣きそう…)

いろいろ納得できないこともあったから、私は素直に話が聞けなくなっていたんだと思います。

ある日、勤務後だったかな?

その時はまだネイリスト1級取得に向けてスクールにも通っていたんです。

モデルさんは同じスクールに通っていた20コ年上のKさん。

すごくいい人でスクールがきっかけで仲良くなっていました。

その時もいつも通り1級のスカルプの練習。

ですが、講師でもあるオーナーがKさんに最近の私の変化について話し出したのです。

私はその時、今まで痞(つか)えていたものが、溢れ出てしまいました。

とにかく涙が止まらなくなりました。

スクールで何でこんなこと話すんだろう?なんて人なんだろう?

一気に信用をなくしてしまいました。

あんなに憧れだった人、でも今は私に向ける目は鋭く、冷たい。

私は涙が止まらなくなり、スクールは中断となりました。

その後、帰る際にサロンワークをしているオーナーに挨拶をしました。

「ありがとうございました。」

でも、スルーされました。

私は、翌日から出社できずに引きこもりとなりました。

つづく・・・

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