転機がやってくる!
いろんな仕事を経験していましたが、土日はほとんど仕事
仲の良い友達は土日が休みで、全く遊べません。
元々接客業が好きでそんな仕事を選んで働いていましたが、みんなと遊びたい、土日が休みの仕事に就きたいと思うようになり、転職活動を始めます。
ある日、ハローワークに行きました。
事務職なら土日が休みだし、最適!と思って、窓口で相談した時、その時の担当者が私にこう言ったのです。
「あなた、事務未経験だからまず受からないですよ。事務職って人気の職種でとても倍率が高いんです。だから、未経験よりも経験者を採用する傾向があります。なので、なかなか受からないですが、それでも応募されますか?」
ビックリするほど…はっきりこてんぱんに言われました。
20代前半の私は、かなりショックを受けましたが、これが「転機」となりました。
そうか!
「それなら…別の戦い方を考えよう!」
いいことを思いついた。「派遣社員でまずはトライしてみよう!」
事務未経験OKという求人に応募すれば、いいじゃん。
安易に考えていましたが、ラッキーなことに(^^♪事務未経験OKっていう求人を見つけたのです。
こんなラッキーなことが起こるなんて夢にも思ってませんでした(笑)
上場会社に派遣される
事務も初めて、派遣も初めて。
こんな私で務まるのかな?と不安いっぱいでした。
まぁ、でも面談だし、とりあえず話を聞いて嫌ならやめようというノリで派遣会社の担当者とある会社へ出向きました。
高知では名の知れた上場会社、会社の規模も大きい、グループ会社も何個もありました。
ポンコツな私が正規ルートでは入社できないような会社です。
事務未経験だし、なんの取柄もないと思っていた私は、どうせ落とされるだろうと半ば諦めモードでした。
仕事内容は休職中の補充要員、その社員が復帰するタイミングで契約終了になりますと説明をされました。
いいかも♪社員さんが戻ってくるタイミングで契約が切れる、穴埋め的な感じ。
そこまで難しい仕事ではなさそうだし、もしかしたら出来るかもしれないと思いました。
面談が無事終わり、その会社への派遣が決まりました。
ポンコツの私に何が出来るのか分かんないけど、とにかく一生懸命やろう!
そう思い、必死で働きました。
しかしながら、その会社では初の派遣社員。
私は早く馴染もうと出勤している社員(おじさん)さんに挨拶をしましたが、いつも無視されていました。。
とにかく、ぽっと出での派遣社員が気に入らなかったんだと思います。
でも、出勤時間が重なる関係で毎朝そのおじさんに会います。
「おはようございます!」明るく元気よく挨拶しても、いつも無視され(+_+)
なにくそ~!!!!向こうが挨拶するまで、続けてやろう(メンタル強めでしょっ?(笑))
とにかく負けたくなかった!自分にも相手にも。
ある日、ついに私は目標を達成することが出来ました。
あまりにもしつこく毎日挨拶していたからか?もしくは根気負けしたのか?そのおじさんが小さい声で「おはよう。」と挨拶を返してくれたのです。
それが何よりも嬉しくて、「よっしゃー!
」やっと認めてもらえた、そんな感じがして、すごくうれしかったことを覚えています。
さらに、思ってもいなかったことが起こります。
派遣社員を卒業!
右も左も分からず、必死で働いていたある日、上司から直接雇用の話をされました。
「良かったら、うちで働いてみない?」
私は事務経験を積むことが目的でしたので、はじめは受け入れられず、一旦考えさせてほしいと言いました。
その会社で長く勤めるなんて考えてもいなかったし、直接雇用の話が来るなんて想像すらしていませんでした。
でも、待てよ!これはそういう流れが来ている?流れに乗ってみようと思い、直接雇用の話を受け入れました。
派遣されてから数か月後、晴れてその会社の従業員(嘱託社員)になりました。
私の所属部署は総務部、会社の窓口でもある総務部。さらに役員秘書がセットでついてきました。
しかも、社長と専務二人を担当。
秘書の仕事って?どんなことをすれば?
社外の取引先は会社の社長や銀行の頭取、名の知れた大企業の支店長クラスともやり取りしなければなりません。
常に緊張感がつきまといます。
派遣社員時代、社長の秘書業務が追加されたのですが、入社してからはもっと秘書業務が増えていきました。
どうしようなんて言ってられず、日々業務をこなすことで精一杯でした。
敬語、挨拶、ビジネスメールなどいろんなスキルを上げていく必要性がありました。
そして、これが結構ストレスの溜まる仕事でして・・・
でも、ここでの経験が後々私の人生に役立ちます
スケジュール調整がとにかく大変で、社外及び社内と調整することにとても神経を使いました。
出張の手配も多く、慣れない私はいっぱいいっぱいでした。
なぜなら、海外が主な取引先で海外出張も珍しくありません。
その手配もしなければならず、キャパなしの私にはオーバーワークで疲労困憊の日々でした。
日々の業務をこなし、充実感を味わっていました。
こんな私でもなんとかやれてる。
上司から信頼され、評価をされてはいますが、現状に満足することができません。
(ホント、贅沢なヤツ。←やな感じでしょ?!)
「本当にやりたいことって何なんだろう?」
いつも考えていました。
ジェルネイルをしたい!
昔から爪にコンプレックスがあった私。
私の爪は父に似て、横に広く、爪も小さい、ブサイクな爪でした。
今から15年ほど前かな?
ジェルネイルが流行っていて、とても興味がありました。
ジェルをしたら、自分の爪に少しは自信がもてるようになるかな~?
淡い期待を胸にあるネイルサロンへ行きます。
でも、爪の悩みを相談することはできません。
お店のお姉さんたちはみんな爪がキレイ。
悩みを言いたくても、絶対バカにされる、こんなこと言ったら変なヤツだと思われる。
相談したいけど、やめておこう!
ジェルネイルを定期的にしてもらうだけに月1ペースで通っていました。
つづく・・・